会社の常識・固定観念にとらわれず、わがままに楽しく夢中になれる仕事を見つけて、成果を出せたら良いなと考えました。
定年退職まで約40年間、そんな仕事にこだわりつづけ結果として、平均的エリート並みの昇給・昇格と、老後の資産形成もできました。

大企業に入社出来て、「ラッキー」と思っていたのも束の間・・・
ここはエリートたちが集まる機械の会社・・・
自分は普通の大学で電気屋。大丈夫か?? 自分??
仕事を覚えるのが精一杯の毎日。
ただ仕事をこなす日々を、送っていました。
同期入社と私との能力差は、歴然としていたのです。
会社の本流として存在する機械系技術領域は、歴代エリートが占める世襲社会。
同じ土俵では勝ち目はないこと痛感しました。
①入社5~6年目
-入社して現実を知る-
トップ校出身のエリート達は、ご存じの通り学校教育の偏差値が高い。
学生時代に高次元の環境で学んだ情報・知識・理論を駆使して、深掘りしながら課題を解く能力は極めて高いのです。
しかし❗️
王道の彼らが想定しない新しい視点で、定石の無い課題にとりくむことなら、ハンデ無しのゼロスタートで、私もエリートと勝負できるかもしれないと考えました。
②入社10年〜
-視点を変えて、将来の可能性に気づく-

本流の常識に縛られず、これまで無かった視点で考え、結果をだしていけば良いのでは❓
エリートが気づかない電気の視点で追究すれば、自分にも将来の可能性があるのでは・・と考えた。
- 彼らと競合しない新しい領域を見つける。
- 新しい仕事を立ち上げる企業内起業を目指す。(組織に属しながら準備)
- 自分の仕事を自分で決められる唯一無二の新領域企画で、社内起業。
- 年商20億の組織で成果を出し、生涯総収入3.5億(60歳退職)を達成するため、退職までの30年間のキャリアアッププランを作成した。
- 本流である機械系の固定観念を覆せる、電気系の視点が見えてきた。
- プロセスを評価する物差し,ゴール達成に必要な知識・情報,ノウハウの無い新しい開発領域は、目標(WHAT)もプロセス(HOW)も、自分で決めて実行できる。結果に責任を負う緊張感を楽しみと、わがままを通せる自由裁量がある。
- 決められたルール、プロセスの範囲で進める仕事から解放され、難しいが毎日が新鮮で楽しく、やりがいがある。
③入社12年〜
-組織の常識・固定観念にとらわれない生き方-

組織に属しながら、人・物・金を自由に使える、わがままに楽しく仕事ができる「企業内起業」で新設部署のプレイングマネージャー(管理職)になった。
- ルーチンワークを片手間でこなせる様になり、余った時間を使って、既存組織のテリトリーを犯さない新しい視点をから、経営課題解決できる開発テーマを探し続けた。
- 既存組織(機械系)では思いつかない開発テーマを提案し、会社(役員クラス)の承認を得て、実行することが可能になった。

それでどうだったの❓

下記の通り。非常識感、わかるかな❓
④結果
- 新規業務を自ら発掘し、起業提案し続けることで、30年間、年度目標を過逹。
- 本流ではないが結果を出す事で、必要な予算と人を自由に使える管理職ポストを獲得
- 定年退職までに、電気の業務量を拡大し、本流のエリート並みの昇給、昇進、老後の資産形成もできた。
王道の領分を犯さず、新しい視点で成果を出せば、自然に昇給、昇格できます。
(上司から村八分を受け、査定が下がっても気にしない。我慢はわずか。上司は3〜5年で変わります)
わがままに楽しい仕事を求め続けることが、困難を乗り切るモチベーションにつながります。

既存の業務に埋没することなく、退職するまで約40年間、わがままに楽しい仕事を続けることができました。もちろん、無謀な提案を受けとめてくれた素晴らしい役員、上司との出会い、こんな生き方を支えてくれた 奥様の理解と協力があっての結果です。感謝🙏

えらい❗️頑張ったね〜